光エレクトロニクス入門9回目授業レポート 7JFC1121 / 佐藤圭一 =<授業要約>==================================================================== 教科書参照:光ファイバーとモード P:115...118 / ISDN:P:192...197 電話の帯域は3.1KHzで、電送線の帯域は108KHzである。 →4KHz毎に割り振る  ・0...12KHzは抵抗(電送損)が大きいので使わない  ・1本の線で24本同時に送る:ISDN *流れる情報の種類と帯域の幅 ・電話:3.1KHz(4KHzの帯域を使用) ・TV:7.5MHz(30fps / 512*512 NTSCの場合) ・HDTV:20MHz 分割の種類:周波数分割/時分割 →時分割のの代表的な物:B-ISDN  ・ATM(Asymchronous Transfar Mode 非同期通信方式)の採用 光ファイバー →SIファイバー:光は常に錯乱して送られる(位相の回り込み-エバネセント波の発生) →GIファイバー:反射する光は常に中心がそろっている →シングルモードファイバー:ファイバー芯が細く、コヒーレント光のみ通す =<考察>======================================================================== ISDNについて・・・ 8KHz * 8bit = 64Kbpsの転送量、つまり電話の帯域の転送量をBチャネルという 19.2Kbpsでパケット通信の帯域の転送量をDチャネルという 通常のメタルケーブルで配線されるISDNは、2B+Dチャネルある。 主にDチャネルは通話通知などの制御データに使われる。 授業に出てきた23B+DチャネルのISDNサービスは、23チャネルのBチャネルと64Kbps の転送量のDチャネルを提供するNTTのサービスであり、光ファイバーで提供される。 接続には専用の「光DSU(デジタルサービスユニット)」が必要であるが、S/Tコネクタ は同一なので、各種通信機器(TA ターミナルアダプタ)は共通である。 光DSUは1-504にてみることができる。 ATMについて・・・ ATMは155Mbpsの転送量を持ち、48Bytesのパケットを交換するパケット通信方式である。 155Mbpsの通信速度は、「HDTV1回線分」だという。 電話回線について・・・ NTTは未だに4800bps(4KHz)以上の全二重通信の保証はしていないが、現在、最高速度の モデムはDown:56Kbps / Up:32Kbpsの物がある。 つまりデータ転送量は実に90Kbpsを越え、これが通信の限界だと言われている。 しかし、数Mbpsのデータをメタルケーブルに流す技術(xSDL)はすでに確立されており、 近く日本でもサービスが始まる見込みである。 =<感想>======================================================================== 今回の授業は面白かった。 が、私は光は光でも、「光ディスク」の方に興味がある。 光ファイバーは既に「開発された」技術だが、光ディスクは「開発中」の技術である 事が、多きな魅力になっているような気がする。 今回で光エレクトロニクス入門の授業は終わり(?)だが、私にとっては、非常に密度 の濃い、面白い授業だった。 しかし、IULA講義が授業と重なってしまい、出席出来なかったのが心残りである。 半年間、どうもありがとうございました。