光エレクトロニクス入門6回目レポート 7JFC1121佐藤圭一 ・トラッキング・フォーカスの必要性  光ディスクには、多少の誤差が許されている。  →CD :1.2mm ±0.1 mm λ=780nm±10nm  →DVD:0.6mm ±0.01mm λ=650nm±10nm  また、ディスクは射出成形機で作るが、1000単位程度のクリーンルーム  で作るため、ピッチ表面にもゴミが残る。 ・誤り検出光学系  →焦点エラー検出  →トラッキングエラー検出 ・対物レンズアクチュエーター  →非点収差法の応用   円柱レンズを使用し、検出。(イメージ的にはオシロスコープを用いての   音源の位相確認と同じ手法)  →臨界角プリズム法   戻ってくるレーザーのズレを、臨界角プリズムを用いて検出。   (正常状態より、ズレた場合はどちらかに信号が寄る)  →3ビーム法   回折格子を利用、読んでいるトラックの前後のトラックを使用し、   ズレを検出 ---  VideoDiskの規格の中で、トラッキング専用のピッチを交互に配置し、  トラッキングを行うものがあったように記憶する。  が、技術的には、CDに使用されているトラッキング法の方が優れている  事を確認できた。  質問です。  後藤教授の研究の一環に、マトリクス的にヘッドを配置し、トラックを  読んでいく、というものがあったように記憶しています。  この場合、トラッキングはどのように行うのでしょうか?  又、ケンウッドが開発した7トラック同時読みこみCD-ROMドライブも、  どのようにトラッキングを行っているのか興味があります。